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アイ・アム・レジェンド

■公式サイト「アイ・アム・レジェンド」(洋画)
『2012年。人類が死滅してしまった地球でたった1人、有能な科学者のロバート・ネビル(ウィル・スミス)だけが生き残る。彼は究極の孤独と闘いながら愛犬サムとともに3年間もの間、ほかの生存者の存在を信じて無線で交信を続け、人類再生の道を探ってきたが、彼に謎の敵が迫っていた。(シネマトゥデイ)』


 

 弟に誘われて、深夜のレイトショーに出かけて見てきました。
 この映画、宇宙からの侵略系のSFかと思っていたのに……。


 バイオ・ハザードかよ。


 SFじゃねぇじゃん。ホラーじゃん。
 何度も言うけれど、ホラーは苦手なんだよ。幽霊系のホラーほどじゃないけど、こーゆーゾンビ系とか感染系のホラーもキライなんだよ。
 そりゃね、予備知識ナシで観にいった私が悪いんだけどさぁ…でもさぁ、予告の印象と全然違う内容じゃんさー。
 ……CMが終わって本編入ってすぐの会話のところで、見る映画を間違えたと思いました。
 バイオ・ハザード。明らかにコレ、バイオだ。
 つーか、設定的には「28日後...」に近いものがあるぞ。いやまぁ、ゾンビものはどれも一緒といえば一緒なんですが。

 まだ序盤は良かった。
 ダレもいないNYで、1人と1匹が狩りをしている姿は、孤独だけどのびのびしている感じがして良かった。良かったのに…日が沈むとアレか。
 世界にナニが起きたのか、最初のうちは全然画面に映してくれないけど、夜のシーンの音だけで想像をかきたてられる。



 暗闇がコワイー。
 そんなトコに駆け込むなー。わんこー、シカはもういいから戻ってこーい。
 いーやー、ライオンとにらみ合っても冷静だったネビルの、怖がり方がいーやー。
 それでも探しにいくのかー。わんこ、いい子だからマジ戻ってこいってー。
 うーわー、シカが殺されてるー。
 ……って、



 ぎゃーーー、でーたーーー!!(泣)



 …この辺、マジで怖くて泣きそうでした。
 が、コレを超えてからはあんまり…いやまぁ、要所要所でドキドキ満載なんですが、1回はっきりと正体がわかっちゃえば、あとは泣きそうなほど怖いってコトはありませんでした。
 ……違う意味で泣けるシーンはありましたけど。

 とにかく、孤独のあまりに奇妙な行動をする主人公とか、わんこの可愛さとか、ヒトがいなくなった大都会の荒れ方とか、襲ってくるゾンビとか、非常に丁寧な映像でしたよ。
 CGじゃなくて、実際にありそうな風景とか…ただ、その辺は丁寧なのに、設定的に粗いトコがポロポロ目につきましたが。

 ガソリンが大量にあるのは…まぁ、いいよ。主人公は軍のお偉いさんだから、どこかの備蓄を持ってきてるんだろうね。
 大量の食料もいいよ。きっとソコにあったんだろうよ。1人だけなら、3年でも喰えるぐらいあるだろうよ。生の野菜があったのも、どこかに畑があれば採れるしね。
 家に電気がある…これも、倉庫っぽいトコロにちゃんと発電機が置いてあったから、まぁわかる。
 ただ…ガスや水道はどーやってんの?NYでも井戸って掘れるの?
 缶詰は確かに保存食だけど、3年とかもつのか?
 神様のおつげがどーこーとかいうあやしげな方向に行ってたけど、すっげー無理やりすぎないか?

 まぁ、そんな粗いトコロがどうでも良くなるぐらい、ステキにスリリングな映画でしたが。
 期待していた内容の映画ではなかったけれど、たった一人だけ生き残った男の孤独、というテーマなら良い映画だと思いました。あと、タイトルでフラグを立てるのは、やめたほうがいいと思いました。ええ、見終わったあとで、このタイトルの意味はそーゆーコトか、と、気付いたんですけど。

 それにしても切ねぇ。
 あと、夜が怖い。

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